グランプリシリーズの中盤戦、日本大会のNHK杯が開催中ですね。
9日に心配なニュースが報道されました。
羽生くんの、公式練習中の4回転ルッツの転倒による負傷。
映像を見ましたが、あの転倒の仕方はかなり痛いはずです・・・
3分後に、確認するように滑っていましたが、軽くでもよく滑ったなぁ~っと。
連覇の難しさ。。。
転倒シーンを見て、靭帯を心配しましたが、やはり右足関節外側靱帯損傷とのことで、昨日、NHK杯の欠場が発表されました。
グランプリシリーズ5連覇に期待がかかっていたので、ご本人もゆずリストさん達(ファン)も大変ショックだと思います。
神戸市東灘区の弓弦羽神社に、たくさんの応援メッセージが掛けられているそうです。
スポーツは本番まで何が起こるかわかりません。
無事に出場できてこその連覇。
連覇するということは本当に難しいことですね。
4連覇も大変な素晴らしさであることは、みんなわかっているはずです。
期待がかかる選手ほど、どうしても連覇、連覇と騒がれますが、
選手には自身の納得のいく演技ができることが一番だと思います。
来月には全日本大会がありますし、その後は平昌オリンピックがあります。
焦る気持ちや、心配があるでしょうが、静かに治療に専念させてあげたいですね。
4回転ルッツの高リスク。
スポーツは難易度が上がるにつれて、やはりケガのリスクも上がります。
映像を見ると、4回転ルッツは着氷していました。
前の記事にも書きましたが、ジャンプは左へ回転しますが、
ルッツは回転をかける前に上半身が右側へ向いています。
ですので、着氷した時には、4回転以上まわっていることになるのです。
他のジャンプよりパワーがいるのです。
まして4回転ですので、ものすごいパワーのはず。
着氷したけど、右足で支えきれずにパワーに負けたように見えました。
前日に発熱していたとの報道があったので、影響していたのかもしれません。
ルッツを跳ぶエッジ
写真は、私のスケート靴の右足です。
シンクロで出場した最後の全日本の後に靴を替えたので、この靴では大きい大会には出ていませんが、現役の時と同じ靴です。
貸し靴しか間近で見たことがない人には、トゥ(つま先)の大きさに驚かれると思いますが、
選手はここでジャンプの踏切りをします。
左右同じで、右足ではフィリップとルッツの時に、
左足は、トゥループの時に使います。
ギザギザの一番下の部分が、大きくて下に向いていることがわかると思います。
貸し靴は、トゥでつまづかないように、下に向けずに小さくしてあるのです。
では、今日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。